行政書士としての年収を上げる

行政書士の平均年収は、300万円~2000万円と言われており、現在では完全に二極化が進行していると言えます。しかし、これはあくまでも集計推定値だということを念頭に置く必要があるので、参考程度に留めておきましょう。たとえ今の年収が100万円に満たなくとも、1000万円を超えていたとしても、少しでも行政書士としての年収を上げたいと思うのは、全ての人に共通するのではないでしょうか。

なぜ行政書士の年収分布に、それだけばらつきが生じるのかと言うと、行政書士には実は明確な独占業務が存在しないのです。行政書士が扱う分野は幅広くあり、建設や不動産関連の許認可申請、外国人の帰化申請、さらには相続や企業の法務など、その業務は多岐に渡ります。いわゆる「士業(※士と付く資格を有する職業の俗称)」が特有に所持出来るはずの仕事に対する分量範囲が、唯一ないと言えるのが行政書士でもあります。

だからこそ、ここで強みを発揮出来るのが行政書士です。扱える分野が広く、業務が多岐に渡るからこそ、個人の力量・努力次第では、そのまま年収へと反映させることが可能となっているのです。この強みを活かせば活かすほど、利益として還元することが可能な士業は、行政書士だけだと言っても過言ではありません。

とあるITコンサルタントは、こうした行政書士の二極化、つまり年収においての負け組になるか勝ち組になるかという差は、インターネットの認識によるものだとの見解を示しています。勝ち組=年収を上げていくためには、情報化社会を上手く活用することが大切なのだそうです。

従来とは変わらず、口コミや紹介、縁故による影響も大きくはありますが、インターネットを使用することで、世界中の人々と繋がり、情報の主導権を握ることが出来れば、行政書士としての認知度は確実に上がります。これは、非常に有益になるはずです。最近では特に、webページやSEOを駆使することによって、認知度だけでなくその業務を積極的に拡大している行政書士がたくさんいます。行政書士としての年収を上げていくためにも、これからはインターネットの周辺知識やスキルが必須となってくるでしょう。