地味な仕事を着実に、信頼の積み重ねが年収増の秘訣

たとえ行政書士として億単位の年収を稼ぎだしている様な事務所であっても、業務の基本はいたって“地味”であり、この世界はお世辞にも華やかであるとは言えません。
ごく一部、セミナー主催等を主力にガッツリ稼いでいるような事務所もあると言えばあるようですが、それでも行政書士事務所である以上、業務のメインは手続き業務ですから、なかなか「派手に、華々しく」とはいかないでしょう。

 行政書士としてある程度の高額年収を稼ぎだしたい。そんな風に考えるあまり、「人とは違った突拍子もないようなやり方で攻めていかなければならない」とお考えの方もいるでしょうが、これはある意味では正解であると言えますが、別の側面から考えれば正しくないということも出来ます。
これはつまり、「他事務所との差別化に注目するのは良いことであると言えるものの、行政書士本来の業務である手続き関係(地味なカテゴリ)を疎かにしては本末転倒である」ということ。
そうでなければ、行政書士事務所としての最も肝心な機能を果たすことが出来なくなってしまうからです。
たとえどんなにユニークな手法で行政書士としてガンガン年収増を達成していたとしても、それは一時的なブームであり、結局のところ行政書士事務所本来の業務が着実に果たせないとなれば長く生き残ることは出来ないものです。
セミナー専門、コンサル専門と銘打ち華やかに人前に立つ一方で、手続き業務を疎かにするような事務所に、長く続いているところはありません。
むしろ、行政書士本来の業務にじっくり取り組み、信頼を育て、着実に顧客数を伸ばしている事務所ほど成長し、息の長い営業を続けているものです。

 今、行政書士業を始めとする士業は“人溢れ”であると言われています。そんな中においては、つい差別化ばかりに目がいきがちになりますが、成功のための大前提はやはり「手続き関係等の本来業務が丁寧かつ正確」であること。その一点を忘れてはなりません。